Sparkling!
第46章 溺愛LOVE(S × O)
当然、その写真は他の二人の携帯にも送られていて、
俺は彼らにしばらくの間、その写真をネタに三人から弄られ続けた。
智「また行こーね?」
「そっ、そうだね?」
でも、嬉しそうに俺の腕に纏わりついてくる智くんを見たら悪い気はしない。
……単純だなぁ、俺も?
智「ねぇねぇ翔くん?」
「ん?」
ぐいぐいと袖口を引っ張る智くんを振り返ると、目を閉じ唇を突き出していた。
智「今日、朝からまだ一回もしてないじゃん?」
「いやっ…でもここ……」
…前室ですけど?智くん?
智「いいじゃない?今、誰もいないし。」
あ、あれ、いつの間に………。
気づけば俺ら二人だけ。
智「もー翔くん、早く!誰か来ちゃう。」
「じ、じゃあ…」
お言葉に甘えて頂きます。(←笑)
智「んっ……ふ…」
キスの合間に漏れるエロくて可愛い声。
唇の角度を変える度に合う色っぽい目。
危うく前室だ、ってことを忘れてしまいそうになる。
智「んっ…翔……く……」
俺を見る熱っぽい目に我慢できなくなって、俺はとうとうその場所に手を伸ばしてしまった。