Sparkling!
第46章 溺愛LOVE(S × O)
が、何にもまして救われたのは、コスプレを命じた本人が一番喜んでくれたこと。
智「翔くん、可愛い♪」
「そ、そう?」
悪い気はしないけど、俺的にはあなたが着た方が可愛いと思うけど?
雅「でも、翔ちゃん、と言えばメイドと言うよりは執事じゃない?」
和「それじゃ、バツゲームになんないじゃん?」
雅「……そっか。」
和「なんならJになってもらったら?あの人なら喜んでやってくれるんじゃない?」
しばらく腕組みをし考え込んだ後、相葉くんはやっぱ、いいや、って笑った。
松潤のことだから立場に託つけて何かやりそうだし、当然か。
収録も終わり、この後仕事も入ってなかった俺らは真っ直ぐ帰宅した。
智「ね、ね、翔くん、早速これ着て?」
ゴキゲンな智くんに急かされメイド服に手を通す。
智「あとメガネもかけてね?」
「メガネ?」
智「必須アイテムだよ?」
「そうなの?」
謎に渡されたメガネもかけて準備万端整え、主・大野智の指示を待つ。
智「翔くん?あ、じゃなかった、翔子ちゃん?」
「な、何でしょう、ご主人さま?」
智「お風呂の準備してもらえる?」