Sparkling!
第46章 溺愛LOVE(S × O)
智「んふっ。じゃ、さっそく…」
こっち来て?と、手を引かれやって来たのは、
智くんと共に、数え切れないほどの目眩く夢のような夜を過ごした寝室。
智「翔子ちゃん、ここ、座って?」
先にベッドに腰かけた智くんが隣をポンポンと叩く。
「し……失礼します。」
智くんの隣に腰かけると、ぐっと肩を抱き寄せられ奪うようにキスをされる。
さ…智くん、て、こんな強引なことするんだ?
智くんの強引さにちょっと面食らっていると、さらに智くんは大胆にも俺をベッドの上に押し倒す。
「あ……っ」
智「翔子ちゃん、てば可愛い。」
前髪を掻き上げ額に落とされるキスに、不覚にもきゅんとしてしまう。
智「赤くなってる。恥ずかしいの?」
……じゃなくて、
いつもと違う、大人で男っぽい智くんに俺はかなりパニくってて、
そんな智くんをもっと見ていたい、と思う俺がいた。
「あっ…あの…ご…ご主人さま?」
智「なあに?」
優しく妖しく微笑む智くんの指先が、胸元のボタンを外していく。
「や……優しく…して……下さい。」