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Sparkling!

第47章 束縛……サレタイ。



智side


朝、目が覚めると翔くんの腕の中から抜け出し、ちょっと熱めのシャワーを浴びる。



サロンエプロンを着けながら無造作に置かれていたレモンを一つ手に取り、鼻に押し当てた。



「はー、いい香り。」



最近ちょっと太ったかも、と気にする翔くんのためにミネラルウォーターにレモンを搾り入れる。



代謝もあがり、疲れもとれる、というレモン水。



さらに少しでも飲みやすいようにとハチミツを少量カップの中に落として寝室へ。



「翔くん、翔くん?」


翔「う…ん…あと5分…」



さらにシーツの中に潜り込もうとしようものなら……


翔「うわっ!!」


「はい、おはよう。」



シーツを捲り上げ、真っ裸のまま情けない姿を晒す翔くんに声をかけた。



「はい、これ飲んで?」



寝癖だらけの寝ぼけ眼のままソイツをごくごくと一気飲みする翔くん。



「着替え出しとくからシャワーとっとと浴びてきて?」


翔「その前に……」



その続きを聞く前に、



ほんのりレモンの香りがする翔くんの唇にキスをしてあげた。



「おはようのチューがしたかったんでしょ?」


翔「ま…まあ…」



歯切れの悪い返事をする翔くんを残して寝室を後にした。



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