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Sparkling!

第47章 束縛……サレタイ。



翔side


和「ふふっ。どうしたの?今日はやけに落ち着きないじゃない?」



ニノからの突然のお誘い。



と、言っても変な意味での誘いではなくて、「たまにはサシで飲みましょうよ?」ってぐらいの軽い感じでの誘いなんだけど。



和「別に捕って食おう、って訳じゃないんだし、座ったら?」


「あ…ああ。」



取り敢えず座るものの、何だか落ち着かなくて。



それと言うのも…



雅「ねぇねぇ翔ちゃん、知ってる?」


「何?」


雅「リーダーと松潤がさ……」





和「別に内緒にしようとしてた訳じゃないんじゃない?」


「に、したって、相葉くんが知ってる、って何だよ?」



そう。意外にも釣りもする、という松潤と示しあわせて、俺のあずかり知らぬところで智くんは釣りに行く約束をしていた。



和「相葉さんはその場にたまたま居ただけでしょ?」


「……どうだか。」


和「疑ってんの?」



目の前に運ばれてきたジョッキを一気に飲み干す。



和「まさかだけど、思い当たる節があるとか?」


「いや…」


和「だったら…」



二人を疑ってる訳じゃない。



そうじゃないけど、俺、


不安なんだ。



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