Sparkling!
第48章 スイーツ部の活動報告(O×S)
よくよく聞いてみると、その隠し味なるものの正体は、
雅「栄養ドリンクみたいなやつを入れたら甘さプラス元気も出るかな?……なんて…」
和「やっぱり入ってるじゃない?怪しいものが。」
雅「だから怪しくない、って!!元気が出るんだから!!」
和「はいはい。分かったからさっさと撤収してください。」
謎の正体が分かったニノはしっしっ、と手をヒラヒラさせた。
雅「んもぉ。まだリーダーが食べてない、ってのに…。」
ぶつぶつ言いながら、相葉くんはその謎のお菓子をどこかへと持ち去った。
仕事が終わってその帰りの車の中でのこと。
と、いうか、もう、その日の収録の終盤ぐらいから汗が止まらなくて、
汗だけじゃくて、身体中火照ったみたいに落ち着かなくて俺はタオルが手放せなくなっていた。
どうしたんだろ?
頭はクラクラするし、火照ってるだけじゃなくて、ちょっと触れただけで身体中感電したみたいに敏感になってるし。
それに、何よりも気になるのが……
「……」
……起ってる。
そんな自分の恥ずかしい変化に気づいたのは収録が終わってまもなく。
その恥ずかしい変化をマネージャーに気づかれないように、車の中で終始姿勢を変えながら無事家に帰りつくことができた。