無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

雅「そんな冷たい言い方しないでよ？この間は、あんなに甘えてくれたのに!!」


「ばっ…！オマエ、声でかすぎ…」


雅「えー？いいじゃん？みんな知ってるよ？俺とにのちゃんがデキてる、って？」



お前、デキてる、って言うなよ



などとわちゃわちゃしている間に、大野さんがちゃっかり翔さんの隣を確保していた。



翔さんも翔さんで、隣に座る大野智をうっとりするような眼差しで見ていた。



雅「いいなあ、リーダーと翔ちゃんはラブラブで？」


智「当たり前だろ？翔くんは俺にとって世界で一番大切な人なんだから？」


翔「さ…智くん…」



見つめあい、突如として二人の世界に突入してしまった二人。



……ここ、一応職場なんだけど……(汗)



が、そこはさすがはベテラン。いざ、収録が始まると仕事モードへの切り替えが早い。



とは言っても翔さんだけだけど…。



大野さんはたまに俺が後ろから小突いたりしないと、翔さんをデレデレしながら見てるし…。



……バレるから。



でも、翔さんも翔さんで 、時おり大野さんを目で追ってたり。



ま、老い先短い(？)二人だし。大目に見てやってもいいんだけどね？