Sparkling!
第50章 やっぱ、好きなのかもね?
それからは回数こそ微妙に減ったものの、夜のお誘いはそれなりにあった。
しかも、必ずといっていいほど俺にお伺いをたててくれるように。
なので、たまに俺の方から誘ったりしてやるとスゴい喜んでくれた。
……元々ヤりたいのを我慢してくれてんだから当然か。
だから、今日は久々、俺の方から誘ってみよう、とか思いながら夕飯の後片付けをしていると、
潤が隣に立ち、ちょっと口をもごもごさせながらこう言った。
潤「あ、あの和…今日は…」
おまけに、顔を赤くしながら言うもんだから、男の俺が言うのも変だが、母性本能が擽られる、って、こういうことなんだろうな?って思った。
そんな潤に俺は、確約の意味を込めて唇にキスをした。
「ちょっと待ってて?これ片付けてからね?」
潤「て…手伝おっか?」
「大丈夫。もうすぐ終わるし。」
潤「……分かった。じゃ、待ってる。」
嬉しそうに笑った潤の可愛さ、ったらこの上ないぐらいの可愛さで、
我慢できなくなった俺はあと少しというところで手を止め、俺より少し広い潤の背中にしがみついた。