Sparkling!
第50章 やっぱ、好きなのかもね?
呆気に取られ見下ろすと、潤は俺の膝の上で大きく伸びをした。
潤「何かムカつくな…。」
「何で?」
潤「俺、和に膝枕してもらったことないから。」
「そう……だっけ?」
起き上がりキスされる。
今度は噛みつくみたいに、激しく。
「んっ…じゅ…」
やっと、解放してくれた、と思ったら今度は覆い被さってきた。
潤「今日は…優しく出来ないかも知れない。」
再び降りてきた唇に唇を抉じ開けられ、舌を辛め取られる。
「んっ……ふ…ぅん…」
いつの間にか晒された肌の上を這う指先の冷たさに体が跳ねた。
その指先が、つねるように俺の胸の先を摘まむ。
抗議の声を上げようとしてまた唇で塞がれた。
でも俺の体は悲鳴を上げるように、
が、悲鳴といっても、嬉しい悲鳴の方で、その証拠に俺の中心は固さを持ち始めてきた。
潤「もしかして…気持ちよくなってきた?」
「……っ!!」
勝ち誇ったように笑う濃い顔イケメンから顔を逸らす。
潤「素直じゃねぇなあ。」
不敵に口角を上げた瞬間、潤の手が俺のモノを力一杯掴んだ。