Sparkling!
第51章 年下の男の子
こんな昔話なんかすると、俺、ってば相当イタイ奴に思われそうだからあんま話したくないんだけど、
思い返せばピュアだったんだな?俺らも。
潤「どうしたの?」
「えっ?あっ…い、いやっ何でも……」
今真っ最中だった(汗)。
潤「誰のこと、考えてたの?」
「だ…誰…って、お前のことに決まってんだろ!」
しかも、大昔のお前のな?
潤「ふーん…」
「なんだよ?嘘なんかついてないからな?」
潤「じゃ、何で焦ってんの?」
「焦ってなんか……」
今と昔を比べてた、なんて言ったら……
とか、キョどっていると、今度は潤と立場が入れ替わってしまう。
潤「隙だらけだし♪」
歯噛みする俺を見て潤はいやーな笑みを浮かべた。
潤「さて…と、俺の方は智のお陰で準備万端だし……」
潤の、誇らしげに上向く立派なモノが目に入る。
で、今度は逆に俺の方が脱がされちまった。
潤「智が俺をヤるなんて、十年早いの。」
「はあっ!?俺、お前の先輩だぞ!!」
潤「はいはい♪じゃあ、後は俺に任せて楽にしててくださいね?先輩?」
潤は最後の抵抗とばかりにじたばたしてる俺の体を押さえつけながらキスしてきた。
潤「じゃあ、準備するから楽にしてて?」
「んっ………ぁ…」
こうして、俺の「夜の下剋上作戦」は失敗に終わった。