Sparkling!
第52章 MISTAKE LOVE
えっ!?う、嘘……だろ?
俺は固まってしまった。
だって…カズと…
和「んっ…ふ…お…おの…さ……」
智「大野さん、じゃないだろ?」
和「ご……ごめんなさ…んっ…」
カズと大野さんが…
和「んんっ…さ…さとし…」
智「んふふ。そう。いい子だね?カズ?後でご褒美あげるよ?」
和「……ん。」
キス……してんだもん。
て、ことは付き合ってんの?
もちろん…付き合ってるよね?
いつからだろ?
そんな浅い付き合いじゃなさそう。
だって、「あとから」なんて言ってる辺り、相当深い付き合いみたいじゃないか?
俺の知らない世界がある、ということを知り、俺は呆然としていた。
だから、カズと大野さんの衝撃のキスシーンを見てから放課後になるまではあっという間だった。
てか、気がついたら、放課後だった。
それだけ盛り沢山な1日だった。
学校のマドンナに告白したつもりが、
学校のプリンスに告白してしまい、逆に週末会う約束をさせられ、
友達が、同性の先輩と付き合ってて…。
・・・・・・・。
て、ことは、いずれ俺も、カズと大野さんみたいなこと…。