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Sparkling!

第52章 MISTAKE LOVE



翔「へぇ…可愛いとこあるんだね?二宮くんて?」



櫻井センパイの言葉に思わずシャーペンを持つ手を止め睨み付ける。



あれから数年後。



取りあえず櫻井センパイと付き合うことにした俺は、センパイが卒業した今もこうしていつも一緒に居た。



翔「ごめんごめん。つい……でも、俺は雅紀以外に考えられないからさ?」



肩を抱き寄せ頬にキスされる。



「も、もー、センパイ、ってば今勉強中…」


翔「いいからいから♪息抜きも必要だよ?」



と、今度はニコニコしながら唇にキスしようとしてきた。



「ち、ちょっと!だから、今勉強中だってば!!」


翔「えー?いいじゃん?キスぐらい?」


「よ、よくない、って!!そんなこと言いながらいっつもヤろうとするじゃないですか!!」


翔「へぇ…」



櫻井センパイの目が妖しい光を放った、と、思ったら、



あっというまに俺の体は床の上に転がされていた。



翔「『櫻井センパイ』じゃなくて『翔さん』だろ?それに敬語も……」



俺の顎を持ち上げ覗き込むオトコの目な櫻井センパイ……じゃなくて翔さんにドキドキした。



「ごめん…なさい。」


翔「ダメ。許さない。」


「ちょ…あっ…」



何だかんだで、どっかにこんな展開を期待している俺がいることも確かなんだけど…。



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