Sparkling!
第53章 Crazy For You
翔「まあ、そう言わずにさ、待ってるから?」
俺の肩をぽんぽんしながら去っていった。
大丈夫かな?あんな感じで相葉くんとうまくいってんのかな?
まあ、何だかんだで翔くんとは小学校からの付き合いだし、カズも連れてきていい、って言ってたし。
なんといってもイブは相葉くんの誕生日だから滅多なことはないだろ?
と、カズと連れだって出掛けていった。
すると、そこには人目も憚らずいちゃつく翔くんと相葉くんが。
翔「ほら、雅紀。大好きな唐揚げだよ?」
「雅紀、こんなとこにクリームが付いてる♥️」
そして、ついには、
雅「ち…ちょっと、翔ちゃん?」
相葉くんにチューしちゃった…。
それを見たカズがボソッと一言。
「雅紀、大変だね?」と。
和「まあ、俺も年中サカってる男といるけど。」
ため息をつくカズの肩を抱く。
「俺らも見せつけてやるか?」
カズの目を見ながら顎を持ち上げた。
が……。
「んまっ!」
ケーキを口の中に突っ込まれていた。
和「有名パティシエが作ったんですって?」
俺の口の中にケーキを突っ込んで、美味しいでしょ?とカズが笑った。
あー、ダメだ。我慢できねぇ。
和「ち、ちょっと智!」
「帰るぞ、カズ。」
和「は?え?帰る、ってどういう…。」
「…食いたくなったんだ。」
和「何を?」
「お前をだよ?カズ。」
カズの顔が一瞬で赤くなる。
あーっ!!もうっ!!今のでさらに我慢できなくなっちまったじゃねぇか!
和「もう、智、ってば……///」
イチゴ大福の如く可愛く食べごろなカズの手を引きズンズン進んでいくと、
相葉くんといちゃつく翔くんと目が合い、親指をグッと立てニンマリと笑った。
和「やだぁ…智…そんなとこばっか…」
「ウソつけ。もっと、の間違いだろ?」
俺の上でヤらしく腰を振るカズに意地悪く笑った。
和「ぁ…あ…も…だめ…い…。」
カズはビクビクと体を震わせ、白濁を俺の腹の上に撒き散らしながらくずおれた。
和「ねぇ、何か食べない?お腹空いちゃった。」