Sparkling!
第54章 サクラサク?
この鼻持ちならない男の名前は大野智。
いい意味での俺のライバルでもあるけど、今回は訳が違う。
と、いうのも……。
智「ねぇ、翔くん。」
「何?てか、智くんまだいたの?」
智「うん。大事な話があってさ?それより、翔くんはさ、総務課の松本くんと仲いいんだよね?」
「ま、まあ…。」
その日は思いの外、商談に手間取り、営業日報を作り始めたのも退社時間をゆうに過ぎてからだった。
智「間違ってたらごめん。翔くん、松本くんと付き合ってるよね?」
「えっ!?」
智「もしかして図星?そうなんだあ♪」