Sparkling!
第7章 黄色さんの受難
大野side
「付き合う、って言ってもフリだけだからね?」
二「分かってますよ。」
「でも、問題は相葉ちゃんだなあ。」
二「それは俺から話しておきます。」
でも、翔ちゃんにはナイショにしとこうかな?
二「ダメですよ?」
「えっ?」
二「何か悪いこと考えてるでしょ?」
「へへっ♪バレちゃった?」
二「ぶりっ子して誤魔化してもダメです。俺には通用しませんからね?」
もー相葉ちゃん、尊敬しちゃうよ…。
「ねー、にの、プリン食べる?」
これ見よがしにゲームに没頭しているにのの隣に座る。
「ゲームしてると、頭使うから甘いもの欲しくなるでしょ?」
二「言えてますね?」
「食べさせてあげる♪」
二「えっ!?」
ひきつった顔をするにの。
「ほら、口開けて?」
泣きそうな顔の翔ちゃんと相葉ちゃん(笑)。
渋々言うことに従うにのの口の中にスプーンですくったプリンを放り込む。
「おいしい?」
二「イケますね?どこのです?」
「もらったの。スタッフさんに。あ、みんなの分もあるよ?」
ふと、顔をあげると、
腕組みをし、コワイ顔でこちらを睨み付ける松潤と目があった。