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Sparkling!

第7章 黄色さんの受難



二宮side


ほら、潤くんが向こうで腕組んでコワイ顔してこっち見てますよ!?


いいんですか?りーだー。


でも、そんなことはお構いなしに、


ついでに、半べそ状態でこちらを見ている翔さんや相葉さんにも構わずに、


一々、おいしい?と問いかけながら、


時折、自分の口にもプリンを運ぶりーだー。



いーんすか?3人の前で俺なんぞと間接キスなんかしちゃって。



あーあ、相葉さん、翔さんの腕の中で、俺の名前連呼しながら号泣(笑)してますよ?


翔さんも唇を噛みしめ、目を潤ませて我慢してるし。



…ホントにこれでいいのかな?



まあ、りーだーに泣きついたのは俺だけど。



と、そこへ、



文字通り仁王立ちしていた潤くんが歩みより、



いちゃつくフリをしている俺とりーだーの前に立ちはだかる。



で、一言。



「りーだー、どういうことか説明してくんない?」


してやったり、とばかりに、


不敵な笑みを浮かべるりーだー。



大「そうカリカリしないで、まずは甘いもの食べて落ち着こ?」



りーだーが差し出したプリンを受け取り、脇に置く潤くんに、



真顔のりーだーが対峙する。



大「松潤がそんな態度じゃ、出来る話も出来ないんだけど?」


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