Sparkling!
第54章 サクラサク?
潤「……っ、し、しょ…さん…も…」
「……冗談だろ?もうイきそうなのか?」
夕食後に飲んだ酒の勢いでそのままベッドに雪崩れ込み、コトに及んでいた。
潤「は……あっ…ホントにもう……」
勘弁してくれ、と言わんばかりに、潤はスゴい力で俺に抱きついてきた。
俺は大きく息を吐くと潤から離れ、タオルとミネラルウォーターを潤に手渡した。
すると潤はごくごくと豪快に音を立てながらあっと言う間にミネラルウォーターを飲み干した。
潤「はー生き返る。」
「大袈裟なやつだな?」
俺の言葉に潤はあからさまな不快感を露にした。
潤「もー、溜めすぎだ、って?」
「別にいいだろが?どこかで発散するよりお前とヤる方がよっぽど体にいい。」
潤「……なにそれ?」
潤はペットボトルを脇に置き天井を向いたまま大きく息を吐いた。
「喜べよ?お前以外の誰ともヤらない、ってことだろが?」
潤「そっ…そうだけど……さ。」
「それに……」
タオルで汗を拭いながらベッドに腰かけた。
「…何のための指輪だと思ってんだ?」