Sparkling!
第7章 黄色さんの受難
櫻井side
二「大丈夫ですかね?りーだー。」
相「松潤、相当イラついてたね?」
二「まさか、押し倒されたりしないでしょうね?」
「えっ!?」
ヤバい!!智くんが松潤にヤられる…!!
二「翔さん、様子見てきたほうがよくないですか?」
「そ、そうだね?」
と、慌てて部屋から出て行こうとして、
俺の目の前でタイミングよくドアが開いた。
大「あれ?翔ちゃん、どこ行くの?」
そこには、いつもと変わらない笑顔の智くんと、
ちょっとむすっとしてるようでいて、
ちょっと照れ臭さそうにしている松潤が、
目の前を足早に通りすぎる。
大「にの、相葉ちゃん、ちょっといい?」
綺麗な手をヒラヒラさせ、二人を呼び寄せる。
大「いい?分かった?」
何やら二人に念を押してソファーに寝そべると、
側にあった雑誌を広げ顔に被せた。
「智くん、何て?」
二「いや、それが…後で松潤が話したいことがあるらしいから聞いてあげて?って…。」
相「どんな話したんだろ?」
ソファーに寝そべっている智くんに目をやると、
顔に被せた筈の雑誌が、
もう、何回寝返りしたか分からない智くんの顔からずり落ちて、
超絶可愛い寝顔が丸見えになっていた。