Sparkling!
第7章 黄色さんの受難
大野side
困ってる翔ちゃん、可愛い♪
櫻「もう人前でチューしたり、ヤりたいなんて思いませんから。それだけは!!」
「ホントだね?」
櫻「うん。だから今回は…。」
ちょっと伸び上がって、
しどろもどろになっている翔ちゃんの唇にキスをする。
櫻「さっ…智…くん?」
「だって、誰も見てないから♪」
櫻「あ゛〜っ!!もー、この小悪魔はっ!!」
「あっ!!翔ちゃん、だめだって言ったばっか…!!」
二相「………。」(←楽屋のドアの前で聞き耳を立てている。)
二「お盛んですね。」
相「…そうだね。」
二相「……。」(←再び聞き耳。)
「もー、翔ちゃん、あれだけ言ったのにぃ…。」
櫻「あんなに可愛くチューされたら我慢できないって。」(←我慢してください。)
「もー、翔ちゃんのばかっ!!仕事終わるまで我慢してよっ!」(←おっしゃる通り。)
櫻「ムリっ!!」
「開き直んないでよっ!?」
櫻「開き直ってなんかない!!自分の気持ち(←本能とも言う。)に忠実なだけだから!!」
「それでも我慢してよっ!!」
にのと相葉ちゃんに聞き耳を立てられていることにも気付かずに、
僕は翔ちゃんを大声で捲し立てた。