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第57章 Naturally



そんな会話のすぐあとに智くんが件の釣果である大物を携え帰宅した。



智「重たかったわ〜」



と、言葉の割りには嬉しそう。



智「さっそく捌いてくるね?」



智くんはいそいそとキッチンに向かった。



雅「楽しみだね〜?」


「ね〜?」



楽しそうに魚を捌く後ろ姿を見つめる雅紀に目を細めた。



間もなく、キッチンから智くんの声がして、



簡単なお造りもどきが乗った小さな皿を渡された。



智「先飲んでていいよ?」


「え?でも悪いよ?」


智「いいのいいの。翔くんに手伝って?って言ってもどうせ何にも出来ないでしょ?」


「……悪かったな。」


智「あとから来る松潤はともかく、ニノは刺身食えないし。それに腹減ってるでしょ?」


「じゃあ…お言葉に甘えて?」


智「いいよ?甘えちゃって?」


「うん。甘えちゃう〜♪」



ふざけて抱きつくマネをすると、抱き返されてしまった。



「さ…智くん?」



予想外のことに動けないでいるのをいいことに、智くんは相葉くんから見えないように抱きしめてきた。



「ちょ…だ…ダメだって…」


智「なーにがダメなの?松潤といっつもヤってることでしょ?」



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