Sparkling!
第57章 Naturally
まあ、恨みがあるとかそういうのは置いといて、リーダーがどんな反応をするのかは興味あったし、
乗っかってみて、リーダーの反応をみてみるのも悪くないな?なんて思った。
「大野さん。ちょっと、いい?」
智「んー?どした?」
かなり酔いも回って、ソファーで寝転がっていた大野さんの体を揺すった。
側には寄り添うように眠る相葉さんの姿があるだけで、翔さんの姿はなかった。
どこ行ったんだろ?
智「しょーくんならトイレ行ったっぽい。」
ならちょうどいい。
「立てる?」
智「んー?」
俺に向かって伸ばされた手を引き体を起こした。
「話、あんだけど。」
智「ここじゃダメ?」
「……うん。」
智「わかっ…た。」
大野さんの体を支えるようにしてベランダまで誘導する。
智「何?話、って?」
「リーダー…さ、相葉さんと付き合ってるじゃん?」
智「うん。そだね?」
「で、翔さんのことも忘れられてないんでしょ?」
智「うーん…長い付き合いだし…。」
「俺のことは……どう?」
智「ん?どう……って?」
「恋愛の対象としては……考えられる?」