Sparkling!
第57章 Naturally
でも、ナゼか大野さんは相葉さんと、翔ちゃんはJと付き合ってる。
何してんだよ?まったく。
想い合ってるもの同士が付き合ってないなんて?
けど、そんなチグハグな関係はイビツな関係を作り出した張本人の手によって綻び始めた。
そこへ、翔ちゃんとの関係に不安を口にするJに相談を持ちかけられる。
へぇ…面白いことになってるじゃない?
俺はちょっと懲らしめてやるつもりでJを焚き付けてやった。
俺の目論み通り、根が素直なJはすぐに動いてくれた。
そして、大野さんちに皆でお泊まりした翌朝早く、
俺は大野さんにこっそり起こされ部屋の外に連れ出された。
「何ですか?改まって話なんて?」
智「松潤けしかけたの、ってにの?」
「ふふ。バレました?」
智「……分かるだろ?」
「で?どうします?」
智「どうする、って……」
「素直になったら?」
智「じゃあ……付き合うか?」
「は?誰と?」
智「俺とにのだよ?好きな子ほど苛めたい、って言うから俺のこと……」
「冗談でしょ?俺はアンタのことなんて1㎜も…」