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櫻井side


本人には無意識でも、


あれで我慢しろ、だなんて拷問だよ。



二「で、本能に任せてりーだーを頂いちゃった、ってことですか？」


「頂い…まあ、結果的には…そう…だね？」


相「にの、言い過ぎだって!?翔ちゃんはりーだーを愛しているからこそ…。」


二「愛情表現だって言いたいんですか？」


相「そうだよ！俺だってにのを愛してるからこそ…。」


二「何が愛なんですか？俺はもっとこう…相手を労ってあげたり、喜ばせてあげたり…その…」


「相葉くんの安らぎになりたいんだよね？」


二「えっ!!(照)」



ゆでダコみたいに、真っ赤になるにの。



二「し、翔さん!!へ、変なこと言わないで下さいよ!?俺がいつこんなオットセイみたいな男の安らぎになりたいなんてっ…！」


相「そうだったの、にの。」



真っ赤になって俯いたままのにのに歩み寄り、


そのまま抱き寄せる相葉くん。



二「ち、ちょっ!!何やってんの？」



相葉くんの腕の中から逃れようと藻掻くにの。



相「それならそうと、言ってくれればよかったのに。」


二「分かってたら、毎日夜這いするのやめてくれる？」



にのを腕の中に収めながら、難しい顔で唸る相葉くん。



相「努力…する。」