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貴方に調教されて……

第1章 冬綺 × 梓美

その衝撃で、意識が戻る。

勢いよく起こされたせいで、頭が若干クラっとする。

ドンっ、と少し強い衝撃が私の頭に直撃した。

「え!?ちょ……?」

身体は冬綺さんの胸の中。

「………梓美さん。ここの掟を破れば、どうなるかはご存知ですか?」

少し掠れ気味の声で言う。

泣いているのだろうか、そんな風に聞こえてしまう。

「えっと……その調教師と恋に落ちた場合は、担当から外される、でしたっけ。」

「その通りです。ですが、これにはまだ続きがあります。」

一呼吸を置いてから、また話し始める。

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