テキストサイズ

貴方に調教されて……

第1章 冬綺 × 梓美

「尚、恋に落ちた場合は原則として、その者と必ず結婚すること」

「あの、言ってる意味が……」

そう言いながらもドキドキしている。

分かっている、私も好きなんだ。

掟のせいにして、好きではないと言い聞かせていただけ。

「好きなんです、あなたの事が。挿れられなかったのは、妊娠させたくなかったからなんです。だから……」

冬綺さんの言葉を遮った。

「結婚……お願いしてもいいですか?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ