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夜が開けるまで

第4章 禁断の果実

拓馬は由紀の腕の中で、飼い猫のようになすがままだった。



永遠にとけない魔法をかけられたのは拓馬だ。




今まで、数多くの女性から注目されてきた。


自分から誘わなくても女の方が積極的に近づいてきたため、

一夜限りの遊びも経験した。




しかし、早漏なことを指摘されて以来、拓馬は女性と距離を置いていたのだ。



幼い時から、もてはやされてきた拓馬には、うわべだけで近づいてくる女には見向きもしなくなっていた




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