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夜が開けるまで

第4章 禁断の果実


中学生の頃から、ファンクラブが出来る程注目を浴びてきた拓馬。


ピアノが上手い彼は学校の合唱コンクールのたびに伴奏者として活躍し、部活はバスケット部に所属。



卒業式は身ぐるみ剥がされるような状態で、ボタンは全部外され、ベルトもはずされるほどだった。


高校でバンド活動を本格化してから、ファンは激増し大人との交際も増え、当然ながら女性関係も比例していった。




しかし早熟のように見えた彼の打ち明ける事のできなかったコンプレックスが、



「早漏」だったのだ。




しかし、素のままの自分を受け入れてくれた


一目惚れで心を奪われた女性



20歳の年齢差など拓馬には違和感はなかった

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