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夜が開けるまで

第4章 禁断の果実



夢に向かって行動する若者を応援できるようになるのがオトナの器というものだ。


束縛や嫉妬を抱くようでは、相手の幸せを願うことは難しい。



由紀は拓馬に夢を抱いていた若かりし頃の自分と重ね合わせた。



そして、あるひらめきが脳裏に起きた。



「向井くんに合わせたい人がいるの。
もしかしたら、あなたの運命の人になるかもしれないわ」




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