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夜が開けるまで

第6章 一人息子の告白


狭山という代議士とのやりとりを、拓馬は大切に胸に閉まっていた



諦めようとした時でも、狭山の言葉は自分を奮い立たせる勇気の言葉として、心の拠り所になっていた。






自分がデビューしたら、狭山に報告をしたい





大人になって、自分の道を歩み始めた事、






そして、大切な女性を見つけた事










ある晩、拓馬は父に問いただした。


「狭山さんとは、どういう関係なの?」






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