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夜が開けるまで

第2章 新人社員

拓馬の意外な言葉に、由紀は一瞬戸惑った。





早速、実際40代の私とロールプレイング?


さすが、飲み込み早いわね






それともなに?

私を弄ぶつもり?



私は他のおばさま方みたいに色めき立たないわよ






そして混乱した思考を落ち着かせるかのように






「そう、その調子で褒め殺しできれば大丈夫ね」




由紀はそっ気なく、拓馬の告白をかわした。

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