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夜が開けるまで

第2章 新人社員



こんな若造に告白されて、おいそれと真に受ける私ではない。



今までだって、数えきれないくらいの誘惑はあった。

でも、たいていはスケベなおじさんばかり




年下から誘われたことなんてなかったし、

だいたい、私を幾つだと思う?




よ ん じ ゅ う さ ん


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20歳も違うじゃない

下手したらあなたの母親と変わらないくらいかも





冷静さを保っていた由紀だが、胸の鼓動は高まっていた



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