テキストサイズ

夜が開けるまで

第3章 真夏の夜の夢



拓馬を含んだ男性四人がステージに登場すると、会場は一気に盛り上がりを見せた。



小さな会場は大歓声と大音量で地響きのようだ


「地元帰ってきたよ!これからもよろしく‼︎」


拓馬がマイクで叫ぶと、さらに歓声が上がる



観客が一斉に立ち上がり、歓声をあげたり手拍子で会場は一体となる




熱唱するメンバーの飛び散る汗が飛んできそうな距離感


生で聞くドラムやギターの迫力ある演奏




日常を忘れるような臨場感溢れる空間




初めてのライブに由紀は圧倒されていた






ストーリーメニュー

TOPTOPへ