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夜が開けるまで

第4章 禁断の果実




ある日、拓馬は、どうしても日曜日、朝から出掛けたいと懇願してきた。



遠くの海に行きたいという。



人目を避けてきた由紀にとって、勇気ある冒険だった。



拓馬の熱意に折れた由紀は初めて、朝からドライブに出掛けることになった。






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