非恋愛体質
第8章 恋のライバル
そして昼間の出来事もあって、お酒も進む。
「きゃたやま君、あたしだって色々あるんでしゅよ!」
「はいはい、てか春先輩飲み過ぎ!すみません、チェイサー下さい!」
片山君にヒョイとお酒を取り上げられる。
「やーだー!だいじょぶだからぁ!飲むー!」
「ねぇ、春先輩ってもしかしてお酒弱いの?もうやめときなよ。呂律回ってないけど大丈夫?」
「だいじょぶ…」
大丈夫なのに急に眠くなってきて…
私はいつの間にか夢の世界へ吸い込まれていった。
なんだろ…温かくてふわふわして気持ちいい…
今日はいい夢見れるかな?