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非恋愛体質

第8章 恋のライバル




予想していなかった展開にどうしたらいいかわからなくて…


誰かに気持ちを伝えてもらったのは高校生以来の出来事で…


でもこんな私を想ってくれていたことがすごく嬉しかったんだ。



「あ…りが…と。私ね、色々あって……恋愛するのが怖…いんだ。」



「うん。」



「ほとんど男の人と仕事以外のことで話したこともなくて…課長はね、たまたまよく行くお店で会って、それで話すようになって…」



「うん。」




「もうずっとずっと恋愛から離れていたから、よくわからなくて。片山君のことそんな風に考えたことなくて…だから…えっと…」




「うん、わかったから。俺は春先輩の気持ちを1番に考えたいよ?なんか不安なことあるなら、俺がいつでも助けるから、心配しなくで。ゆっくり考えて…って言いたいけど、俺にもチャンスちょうだい?」



ニコッと笑う片山君。



「…チャンス?」



「そう。お試しデートしよ?俺、プラン考えるから!出遅れた分、取り戻させて?」




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