テキストサイズ

非恋愛体質

第2章 運命って信じますか?




彩菜は「いいなぁー」と口を尖らせている。



「代わってほしいくらいだよ!」



コソコソ話していると長谷川課長が近づいてくる…



「野原さん、早速なんだけど、○○の書類と資料ってどこにあるかな?あと社内一通り案内してもらってもいい?」



と顔を覗き込まれ、無意識に一歩下がる私。



なんなのこの距離感!アメリカ帰りか?いや、アメリカ帰りだけど!苦手だ…

目を合わさず「はい」と返事した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ