
非恋愛体質
第6章 春の過去
そして12月に入り、私は気持ちを伝えることにした。
帰り道。
「ねぇ、隼人君。私ね…隼人君のことが好き。」
恥ずかしくて下に俯いた。
すると繋いでた手をギュッと握ってくれたんだ。
「じゃあこれからは休みの日も遊ぼうね!」
嬉しくて、
「うんっ!」
と頷いた。
そしてXmasになった。
今日は隼人君のおうちに招かれていた。
私はケーキを焼いて持っていくことにした。
よし、これで完璧!
クマの形のチョコレートケーキ。
イチゴで蝶ネクタイを作った。
隼人君喜んでくれるかな…
