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非恋愛体質

第6章 春の過去

そして隼人君の家の最寄り駅に着くと、隼人が改札のところで待っていてくれた。


「おはよー」


「おはよー。迎えにきてくれえありがとう♡」


大好きな人と過ごすXmas。
自然と笑みが零れた。


そして手を繋ぎ歩いていると、


「うちここ!」



わー。すごい大きいおうち…



おじゃまします。と上がらせて頂いたが、家族の方は留守のようだった。


「お父さんとかお母さんは留守?」


「まぁね。ほとんどいつもいないよ。特に不自由もしてないし。」


「そうなんだね。あっ、はいこれ。美味しいかわからないけどケーキを作ったの。良かったら後で一緒に食べよ?」


「うん、ありがとう。」


「じゃあこっちの部屋来て。」


部屋に案内される。


男の子の家に上がるのは初めてでドキドキしていた。


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