テキストサイズ

未定

第2章 日常

「白兎よかったよ。はい。チップ」

「ありがとうございます。」

「またね。」



またね。か・・・
会いたい。
だめだ。
僕が会うべき人じゃない。
会いたい・・・



コンコン。

扉が音と共に開かれた。
ドアの向こうには社長の姿。


「白兎。次のお客様だ。ラストまで行けるな?」

「・・・はい。社長。」



切り替えなきゃ。
仕事しなきゃ。
ああ。頭が痛い・・・
休みたい。
だめだ。
仕事・・・だ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ