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未定

第1章 出合い

「あ、あの・・・」

「ああ。ごめんね。さてと」



なんだ・・・
少しだけ期待したのに・・・
そうだよね・・・
お金はらって何もないこと無いよね。




「お風呂入って来て良い?」

「えっ?あ、はい。どうぞ。僕はこちらで待っているので」

「うん。寝てて良いよ」



そう言って立ち上がり浴室へ消えていった。
でも正直驚いた。
お客様は一分一秒でも僕を泣かせていたいとおっしゃるのに
お風呂だなんて・・・
そんなことしてくれる人今までいなかったしな。



「ところで何時までだろう?」


ベッドの横に置かれたバインダーを裏返すと翌日の11時までの契約らしい。詳しくは知らないけど噂に聞いた話では1時間だけでも万近いらしい。



「・・・お金持ち?」

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