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未定

第6章 熱

それからどのくらいの時間がたっただろうか。
すっかり薄暗くなった窓の外。
スマホをつけ時計を見るともう5時を過ぎ6時になろうとしていた。
部屋の電気をつけようと立ち上がるとなにやら部屋の外が騒がしい。




「白?」



気になり部屋からでると声が鮮明に聞こえた。


「ですから、怪しいものではなくて・・・
社長にようがあるんですって。」

「だめ!陽人風邪!今はだめ・・・」

「はぁー。ですから」

「櫻田?」



声のする玄関へ行くと必死で侵入を拒む白と、対抗する櫻田の姿があった。

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