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未定

第7章 記憶

「櫻田!
悪いけど今日はもう上がる!
櫻田も適当に上がってくれ」

バタバタと帰り支度する俺に櫻田は頭を下げながら仕事へ戻った。
その姿を横目に俺は急いで家に向かう。


「響の奴…今さらなんだって言うんだ…」


あいつだけは絶対に許さない。
もう二度と会わないと思っていたし、俺の前にさえ現れなければ何かしようとも思わなかったが…

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