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未定

第7章 記憶

「陽人…
お帰り」


目を擦りながら部屋から白が出てきた。
その姿に少し驚いた顔をした響だったがすぐに冷静さを取り戻した。

「白!
大丈夫か?何かされなかったか?」

「んー?陽人何いってるの?」

「いや、だから響になにか」

「ひーちゃんに?何で?」

「ひーちゃん?」


全くつかめない…
響はやれやれと言わん表情でこちらを見るし、白は俺に何をいってるんだろうと疑問の顔を向ける。

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