テキストサイズ

未定

第1章 出合い

「さ、寝よ?」

「・・・はい。」



うん。癒されたけど癒される側じゃない。



「さ、おいで。」

「失礼します。」



横に寝転がると優しく自分の方へ引き寄せ反対の手で背中をぽんぽんとリズムを取りながら眠りにさそわれる。



「え、あ、あの」

「ん?」

「しないんですか?」

「しないよ。興味ないもん」

「なら、なんで?」

「ダチに付き合って。金は向こう持ち出しな・・・
それに、眠いし。普通に。さ、寝るぞ。」



変な・・・人。
でも。
久々にゆっくりと眠りにつくことができた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ