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友達以上恋人未満

第2章 カラオケ






そんなことを聞かれて、



何て答えればいいのか困っている私に、




彼の顔が少しずつ近づいてきた。




さっきまで頭をなでてくれていた彼の右手は




私の後頭部にあって私をつかまえている。










逃げきれない。







そう思いながら少し逃げるように顔を下に向けると、













ちゅっ。

















彼の唇は、優しく私の頬に触れていた。







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