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友達以上恋人未満

第8章 元戻






それからはそのお客様の

席に行くたびに、

私は少し緊張してしまっていた。







でもいくら似ているといっても

他人は他人。






お客様同士話しているのを聞いていても、

彼に似た男性は、彼とは違う苗字で

呼ばれているため、

兄弟でもなさそうだ。







なんでせっかく最後のバイトの日に、

こんなもやもやした思いを抱かなきゃ

いけないんだろうと思っていた。





それと同時に、

最後にこんなことが起きたことに、

何か感じていた。







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