山岸君と照井君
第9章 溺愛――――…。
「―――――――…山岸…」
眩しくて……目が……開かない…でも――――――…
照井君がどんな顔をしているか―――――…見てみたい…
すっ――――っと、目を開ける…
「――――――…近い…」
「・・・・・・・・・・・・」
何故か――――――…
照井君の顔が真っ正面…
鼻の触れあう所にあった…
「£%#&*・・・・・・・」
「近いぞ?照井君」
照井君は…ゆっくり…僕から距離を取る…
「―――――…チッ」
僕は、立ち上がり…拾った小銭をを照井君に渡す―――…
「―――――…今の何?」
「////何でもないです!!
先走った俺を攻めるな!!」
「いや…責めてないのだが…」
僕は、スポーツドリンクを開けると…疲れた体に流し込んだ……