山岸君と照井君
第18章 正直な体―――……。
上下する…手には…トロトロの蜜が絡まり…
滑りを更に良くする…
「くっぁ!ぐぁ…んっんっ!あっ」
さっきまで…己の熱さや、敏感さに…たじろいでいたのがウソのように…
手が…
己を包み!擦りあげる!!
溢れ流れる…先端からのトロトロの蜜…
こんなに……先走りの蜜に自分の性器を濡らしたことは…なかった…
義務的な…自称行為…
でも…昨日から――――…
違う…行為になりつつある…
怖い―――――…
怖い…
でも――――…
「と―――…まら…ない…
あっ!!はぁ、はぁ…はぅ…くぁ!」
個室に…ヌチュヌチュ音を響かせ…
僕は…淫らな行為に…
没頭する―――――――…
後…少し…
ゾクゾクの…一押し…が…
欲しい――――――――…
僕は…照井君が触れた…胸に…
手を伸ばしてみる――…
「///!!んっ――――!!」
その瞬間!!電流が体を走り!!
ティッシュを準備する暇もなく――――――…
僕は…イッてしまった―――…
サワサワっと…不思議な衝撃が…
胸に残りつつ…
己の飛ばした精液の量と、勢いの…余韻を…
フワフワする…体で…眺めていた……
「はぁ…はぁ……き…///もち…よくて………
変に…なりそうだ―――…」
ピクピクと…自分の一部なのに…言うことを聞かなくなった…ソコは…
満足そうに…頭(こうべ)を垂れていた…