山岸君と照井君
第3章 初めて―――…。
「ご注文をど〜ぞ〜」
「ドリンクバー2つに、メガポテト1つ、以上っす!」
店員にポテトを頼む俺を見て…
山岸は、ピン!と背筋を伸ばした!!
多分…この間のポテトが食べたかったに違いない…
ポテトは、別のメニュー表に書いてある…
オススメメニューには載っていないのを…山岸は知らないのだ…
「///…ぽ…ポテトとは、いい選択だ―――――…
僕も頼めば良かった……」
「はぁ!あの量を一人で食える訳ね〜だろ?
メガポテトは、皆で食べるメニューなんだよ!!
山岸も食うの!解ったか!」
まったく―――――…
食べたかった癖に………
山岸は、またまた背筋を伸ばし…
しょうがないなぁ〜っと…顔を緩ませた…
キュン…ドキン――――――…
あれ?な…?
何だろう…胸が――――…
ザワついた……
「照井君!抹茶オレがある!!」
「///あっ…そ…」
あれれ……?