山岸君と照井君
第3章 初めて―――…。
俺は、無難にコーラを持ってテーブルに戻る…
すると…眉をしかめる山岸が抹茶オレとにらめっこしていた…
「山岸…何してんだよ…
すげぇ…顔だぞ―――…」
「詐欺だ……詐欺だ!この味は!!」
山岸は、ドリンクバーの抹茶オレが…先日スタバで飲んだフラペチーノに似てるものと思い飲んだのだろう…
だが…大概のドリンクバーの〇〇オレや〇〇ラテは…
残念な味なのだ―――――…
「あ〜…しかも、ポテトと…愛称が悪いのか…
先日の感動が…無い!! 」
だろ〜な…残念な抹茶オレとポテトが愛称が良いわけがない…
山岸は、抹茶オレを睨みながら…チョイスした事を後悔していた…
「変えてくれば?」
「いや!!捨てるのは…
性格上……嫌だ――――!」
うゎ…頑固?プライド?
「ったく、しょうがね〜なぁ…
ほら、交換――――――…」
俺は、山岸が睨む抹茶オレを自分のコーラと交換した…